ビッグバン理論 対 定常宇宙論

ビッグバン宇宙論

ビッグバン宇宙論は、原子核の性質と構造や核反応を研究する”原子核物理学”と”相対性理論”を基盤に考えられ、宇宙がきわめて超高温・超高密度の状態から急激に膨張することで大幅な温度と密度の低下の過程で素粒子が出現したとするものである。しかし当時ハッブルのハッブル定数による計算で宇宙の年齢が18億年という結果になり、地球の年齢約46億年よりも若くなるという矛盾も生じたが、その後の観測からハッブル定数の値を是正し宇宙の年齢はほぼ140億年とされた。

ジョージ・ガモフ

1904年、ロシアに生まれたアメリカの物理学者。原子核物理学などの発展に多大に貢献した業績があり、これらの理論を元素の起源にあてはめ、1948年にビッグバン宇宙論を提唱した。このビッグバン宇宙論からビッグバンの名残である宇宙背景放射の存在を予言していた。

ジョルジュ・
ルメートル

ベルギーのカトリック司祭であり天文学者であるルメートルは”膨張宇宙”という概念を最初に打ち立てた。当初、”定常宇宙”を考え反論していたアインシュタインであったが後に納得のいく理論だと称賛を送られ、現代の宇宙論に通ずる業績を残した。